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May
27th
Wed
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そうやってテレビがリアリティを失い、権力化していく中で、インターネットがやってきた。バカと暇人のもの? たしかにそうだ。ノイズだらけ? たしかにその通りである。でもネットがそういう構造を持っているというのは、すなわちわれわれの生きている社会がバカと暇人とノイズにあふれているということに他ならない。要するに「インターネット――お前はただの現在にすぎない」ということなのだ。

 ウェブは権力でなければ、清い空間でもない。バカや暇人や悪人やいろんな人間がそこに生息し、毒づいたり感動したり笑ったり誹謗中傷したり、いろんなことをしている。つまりはそれこそがリアリティと言うことだ。

 テレビや新聞がリアリティをなくしていったあとに、本当のリアルを体現するネットがやってきた。この荒々しい場所はひどい場所だけれども、しかし権力化してステレオタイプな予定調和にまみれてしまったテレビや新聞にはもう期待できないリアルに溢れている。